ここ数日カラッと晴れたりジメジメと雨が降ったりと落ち着かない天候の日々が続いていますね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
低気圧も迫っているようで夜中は頭痛がして辛い日々です...早く終わんねぇかな
これまで、というかここ数年はメイン機と呼べるカメラを持っていませんでした。
なぜかって所有しているカメラの大半が1/1~1/1000sの国産機で性能もほぼ横並びと突出したカメラを持っていなかったことが原因ですね。
そもそも性能が全てだなんて思ってませんし、カメラなんて数字で測れるものではないと思っておりますが感触の面においても優れたカメラはなかったのです。
去年の3月にニコンF2フォトミックを購入、その精度の高さを感じるはっきりとした感触は大いに気に入っていたものの肝心のニッコールレンズがどれも気に食わない。
どこかで書いたとおり図に乗ってNikkor-S Auto 55mm F1.2なんていう大口径標準レンズを購入したらソレの写りがあまりにも個性が強すぎて。
その次に買ったNikkor-S Auto 35mm F2.8は逆光でフレアは盛大に出るわ、カラーバランスは悪いわでニッコール全般が嫌いになりました。ええ。
やはりレンズはキヤノンが良いけれど、ニコンほどの感触を持ったボディは存在しなかったわけですわ。Canon F-1もCanon F-1改もCanon flexも、Canon FXもFTもFTbもPELLIXもAE-1もAE-1Pも使ってみた。どれも個人的にナァ。
贅沢言ってるようですが趣味でやるわけだから気に入ったの使いたいじゃないですか。
そういえば、最後のMFフラッグシップのCanon New F-1は持っていなかったなと思って衝動買い。
まぁ、どうせニコンには届かないだろうと思っていたところ予想以上に良かった。
どうも、キヤノンが感触をニコンに相当似せてきているようで巻き上げレバーの予備角はニコンF2よろしくクリックで止まるようになっていたり(ニコンはメーターのスイッチも兼用ですが)巻き上げ角もF-1より小さくなりそれもまたニコンF2に似ています。
設計思想的にも1/2000-1/90(X)までは機械式、それ以下は電子式と1/80以外電子式のニコンF3なんかよりどの環境下にあっても確実に撮影できるという設計思想はよっぽどニコンらしいというか。
これは相当気に入りました。フォーカシングスクリーンもこの時代に技術の頂点を迎えたこともあってファインダーも明るくピントもみやすいですし。
ということで6月中フィルム5本通しましたが、レリーズが電子式だからかフェザータッチっぽくなっているために暴発が3回起こったほかは全く不満はなく。
あえてボロボロのボディを購入したので傷を気にせず使えるのも良きですね。
一眼レフ購入台数で言うと110台ほど、機種でいうと80くらいでしょうか。
ようやく自分の理想のカメラにたどり着けたようで嬉しいw
では。