にこらのブログ(カメラ修理館)

クラシックカメラを修理、収集している学生のブログです。

日付スタンプの効用

お久しぶりです。毎回書いてる気がします。

最近、遊んで入るものの特に大したことはしておらず、ブログネタに困っていたところでしたが、先日物品を人に譲った際剥がし忘れた日付スタンプシールについて尋ねられたこともあり日付スタンプの効用について書こうかと。

 

 

先々月の話、パナソニック製電源タップを購入した際、製造年月日がパッケージに押されており「さすが大企業の品質管理は違うなあ」と感心していたわけですが、ちょうど自称記録魔である私がその記録の検索性に嫌気が差してきたこともあり、購入したすべて物品の購入日を本体に直接印字すれば、記録の精密性向上に役立つのでは?と思ったのです。

 

早速、100円ショップにて日付スタンプを調達し(ちなみに写真は二代目)活用を始めました。

以前からめぼしいものは手書きにて購入日をシールで貼っていたこと、記録魔であることも相まって当日中にはほぼすべての物品に印字できたわけですが、始めてから僅かな日数しか経っていたい割には意外な効用が見え始めたのです。

 

その効用とは梅棹忠夫「知的生産の技術」(岩波新書)、川喜田二郎「発想法」(中公新書)に触発され京大カードを信奉している私ですが、物品が部屋に散らばったカードとして機能することでした。

(連続的な記録であるノートからページを切り離し、それらを断片的な記録として扱うことにより年月や既成の分類という壁を突き破り検索性の向上、それらの抽象的な理解によりジャンルを超えた発想の繋がりの発見するなど効果がある、いずれブログで紹介したいね)

 

連続的な記録である日記やメモ帳と相互関係に置くことにより一種物がカードとして役割を果たすのです。

具体的な使用例で言えば、

部屋の中で効果を期待し購入したダイエットグッズを見つけ、日付を確認したところ22年6月22日という記載があり日記を検索、12345円でAmazonにて購入したようだが3日坊主であれから一度も使用していないことが発覚、破棄or売却

というシステム的な物品管理ができます。

 

記憶というのは非常に曖昧で、鮮明だったはずの記憶も日々薄れ、写真で言うならばコントラスト比が高くなっていくように当時の感情ばかりが優先され「高価だったしまた使うだろうなあ~」と理由づけし放置し結果的にゴミ屋敷になるという流れが発生しますね。

 

なんたって...3年前までゴミ屋敷だったんで......

 

管理できる程度の物に絞ればゴミ屋敷化を防げるなんて言いますが、趣味の拡充に伴って使用する道具の増加や新たな使用用途の開拓として購入した物など既成の管理場所では近い未来に破綻する未来が見えています。

 

思い出してAmazonの購入履歴を漁ればいいって...?

ゴミ屋敷になるようなものぐさな人間がやりますかね。

 

日記を片っ端から漁っていけばいいって...?

思い出に浸って終わりじゃないですか。

 

手書きで書けばいい...?

いちいち物を購入したあと、シールを取り出して時計あるいはカレンダーを見てペンを取り出し日付を書き込み貼り付けるなんて面倒なことやりますかね。

 

やはり毎日起床時に日付をセットさえすれば連続的に考えずぽんぽん押せる日付スタンプに勝るものはないんですね。

 

 

そして、それが一種物がカードとして役割を果たすのですと書きましたが、

普段使用する中で効率向上に絶大に寄与している電子メモパッドを見つけ、日付を確認したところ22年7月31日という記載があり日記ならびにカードを検索、その効用が書かれた京大カードを発見、それらをまとめてブログに書く。

そして、フィードバックとして効用を再確認、増備する。

 

と言った使い方が出来ます。今回がまさにそうです。

 

 

そして初めは物の購入年月日ばかり押していたものの、次第に活用範囲は広がっていき

本の閲覧履歴や

記録した年月日

 

記録に追記する際の記録日

 

カードへの年月日の記録(このカードだと時間もあるからイマイチだけど)

などの活用法が期待できますね。このスタンプは7mm幅のためA掛にちょうど良いですね。

他に記述するといった方法もありますが、経験則で云えば続きませんし参照もし辛いため直接印字したほうが吉です。

 

 

一般の水性スタンプ台ではプラスチック、金属といった紙以外の対象物には印字できませんが

シャチハタのTATという油性スタンプ台ならば特殊インクのため印字することが可能です。

これを購入してからというもののより活用機会が増えましたね。

これで消耗品にも押せるようになりました。

 

そう、日付スタンプの効用としてもう一つ、消耗品のおおよその消耗時期の予測というものがあります。

ちょうど三日前、愛用のVロートが切れ、薬局へ買いに走りましたが購入年月日を見れば3月7日、今日は9月24日でしたので半年と二週間持ったことになります。

 

ならば、半年ほどで新たに購入すればいいわけですね。

Vロートには標準容量の13mlと、大容量の20mlのものがあり毎回悩むところです。

値段は500円(ちなみに前回が508円、今回が478円...これが検索性の向上)と700円。容量を考えれば1.5倍ですから大容量のほうが僅かに安いことになりますね。

しかし、標準容量のものを購入したのは消費頻度としてはそれほど早くなく、大容量を購入する必要性を感じなかったためです。これが600円なら大容量を選びますけどね。

 

半年で消費する目薬では効果は感じにくいものの、短スパンで交換する乾電池や交換時期のわかりにくい掃除機の紙パックでは経験則として組み込むことによりおおよその消耗時期、交換頻度を予測でき大変有用です。

実際問題、交換頻度が異様に低いことがわかった掃除機の紙パックは、期間対コストが低いため互換品紙パックから純正紙パックを購入するようになりました。

純正の方が倍以上高価なものの、臭いはよほど少なくQOLの向上に繋がりました。

 

消耗品など、記憶の片隅にもなく、よほど短スパンで記憶に残らない限り交換時期は全く予測できず買い溜めしやすい傾向にありましたが改善されたのは立派な効用でしょう。

 

では~。