かねてより欲しがっていたリューターを買いました。
レストアが趣味になって以来、時折リューターを使いたくなる機会があったものの模型製作が趣味の兄がいるもので必要になった際には兄から借りてなんとかしのいでいました。
値段もそこまで張るわけでもないですが使う機会が月に一度や二度ある程度なんですよね。
しかし、いくら使う機会が少ないと言っても毎回借りるのは悪いですし、向こうが使用中で借りられないこともしばしばでしたのでこの際購入することにしたのです。
東洋アソシエイツ製のMr.Meister PT-αを購入してみました。
ここのメーカーのリューターは本体外装など消耗品がオンラインショップで販売されており、破損次第ユーザーが交換できる様になっています。
故障、即ち買い替えとなるような今どきの他社製品とは違い部品交換をすることで長く使えるという点では好感がもてる仕様ですね。
ちなみに写真を見ると外装の両端がレンチで開け閉めできるようになっていますが、それも消耗品の好感が可能になっている仕様のためだったりしますね。
このPT-αというのは旧製品でして、現在ではPT-αIIが販売されておりますがPT-αIIではモーターがDCモーターに変更、ACアダプターが必要な仕様に変更されてしまいました。ACアダプターが付くと工具の取り回しが悪くなる上コンセントの差し込み場所が限られるという点で引っかかるところがあったんです。
旧製品のPT-αは新製品のPT-αIIではDCモーターのところ、ACモーターなので通常のACケーブルとなっているため取り回しがいいんですよ。
ただそれだけのために中古を買ったという。安いし...()
早速リューターを使って腕時計のバフがけをしてみました。
これはセイコーのTYPE II。
1970年代の時計はヘアラインと鏡面仕上げのギャップが美しいと個人的に思っているのでバフがけをしてみたいところでした。
やっぱり鏡面でないとね。
今までウエスにコンパウンドを付けてしこしこ磨いていたのが嘘のようですわ。
回転数が早いと研磨傷が付いてしまうのでそこら辺は気を付けないといけないですね。
そんなところです。では。