にこらのブログ(カメラ修理館)

クラシックカメラを修理、収集している学生のブログです。

Ai AF 28-85mm f/3.5-4.5Sと目黒から武蔵小山

50mm縛り大好きマンのにこらにしては珍しい標準ズームレンズです。

 

まぁ、場合によって28mmとか35mmとか135mmは使うんですが。

 

私がD600に28-85mmをつけているのを見たにこる君「ゑ?28-85mm?なんでそんな...」とかいう反応をしていましたね。

 

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なんとなく中野の某所ジャンク館を覗くと300円のペトリ135mm f/3.5なんかと一緒にAi AF 28-85mm f/3.5-4.5Sが並んでいたのでした。

 

28-80mm近辺のF値変動ズームとかいう世の中で見捨てられてるジャンルの分類のレンズですから最初はスルーし端に退けようとしたんですね。

 

持って退けようとするとそれが妙に重い...?

28-80mm近辺のF値変動ズームというジャンル、中古屋でごまんと見かけるト○ナーやシ○マやタ○ロンのレンズメーカー製の物は実売1万円~2万円以下で(70-210mm、70-300mm等とセットで)販売されていたそうですが、このAi AF 28-85mm f/3.5-4.5Sは定価88,000円だそうで。

 

一見似たようなスペックに思えてもまるで作り込みが違うわけですわ。

 

正直、50mm単焦点はどれもよく写りすぎて(特にメインで使ってるAi Nikkor 50mm f/1.4)飽きてきたのでなんとなく買ってしまったのです。

 

ちなみにPETRI 135mm f/3.5も同時にね...()

 

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同時期の?Ai AF 35-105mm f/3.5-4.5と並べてみました。

Ai AF 35-105mm f/3.5-4.5Sは1983年4月発売のAi 35-105mm f/3.5-4.5SをAF化し1986年4月に発売されたものですが、今回取り上げてるAi AF 28-85mm f/3.5-4.5Sも1985年12月発売のAi 28-85mm f/3.5-4.5SをAF化し1986年7月に発売されたものです。

 

Ai-Sから光学系を引き継いでいたとは思いの外古くて驚きました。

 

ズームレンズには疎すぎて2群ズームであることしかわかりませんが、1977年のAi 28-45mm f/4.5を望遠側に拡張した感じなのかな。

 

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試写にはいつものニコンD600を使用

 

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38mm 1/50 f/8 ISO1250

ファーストショット

最近仲間内で話題の「人生って何んなの」

何なのではなく、何んなのなのがポイント高い...らしい

 

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35mm 1/50 f/8 ISO1250

駅からフ○ヤカメラに向かうのに最短の路地ですね。

 

小雨が路にそぼ降ればあの灯り

狭い路地裏に夜風もすすり泣く

 

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28mm 1/1250 f/3.8 ISO200

28からのマクロ域での撮影

 

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40mm 1/320 f/8 ISO200

 

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28mm 1/100 f/11 ISO125

 

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28mm 1/100 f/11 ISO100

 

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48mm 1/100 f/8 ISO100

 

若干フレアくさいな。

サイデルの5収差のうち歪曲収差を除く諸収差は絞り込むことで取り除かれるものの、フレアなんかも絞っても改善しませんからそこがポイントなのかなあ。

 

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28mm 1/100 f/8 ISO1600

 

ああ良き良き

私にはレンズの良し悪しなんて見分けつかないから、なぜ良い印象を持つのかわかりませんけどね...www

 

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28mm 1/100 f/11 ISO100

 

武蔵小杉のタワーマンション

最近はタワーマンションが流行っていますね。私には縁もないでしょうが、こういう分譲マンションはかつて高度経済成長期に流行した大型団地を彷彿とさせますね。かつての大型団地は半世紀近くが経過した現在、住民の高齢化が進み、また老朽化による建て替え案が浮上しても住民の意見が一致せず放置されている現状を鑑みると半世紀後駅前にそびえ立つ過去の遺物となるんじゃないかという気がするんですが...

 

実際問題、私の最寄り駅の隣には昭和三八年竣工の一二階商業施設、三~七階分譲住宅という如何にも高度経済成長期の複合ビルといった建造物がありますが、眺めてみるにそのほとんどが空き家、下層階のかつては15万人/日ほどの集客があったそうですが今では薄暗く二階のテナントは空きが目立つという現状なんですよね。

 

駅前の一等地であるだけに来年から再開発が始まるそうですが、問題は山積みのようです。建造物の老朽化は避けられない問題ですから商業施設にするにしても住宅にするにしても現状に代わる新たな選択肢があれば良いんですけどね。

 

団地とタワマンを一緒にすんなや!という声が聞こえてきそうですが、大型団地の流行し始めた50年代後半はとてもじゃないけれど一般人には購入できる代物ではなかったそうですよ。当時に中級高級自動車を持てるほどの方々がこぞって購入していたらしい。

 

そう思うと時代はループするものなんですねえ。

 

 

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28mm 1/100 f/11 ISO320

 

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武蔵小杉「PALM」商店街です。

初めて訪れましたが非常に活気がありますね。

 

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マスコットキャラクター?調べても名前がでてこない...

 

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武蔵小山商店街は中央で分岐しており南東側と南西側で2つの通りがあります。

南東側の商店街(おそらくメインストリート)には有名チェーン店と一部の個人経営店で非常に活気がありますが、南西側は表から見える100m程は活気があるものの、鮫洲大山線を挟んだ向こう側から急に活気がなくなり空きテナントが目立つ印象です。

 

集客の難しさを感じてしまいますね。

 

 

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レトロな書体のコインランドリー

 

このあと西小山から西大井まで歩きましたが撮れ高がよろしくなかったのでおしまい。

では。