にこらのブログ(カメラ修理館)

クラシックカメラを修理、収集している学生のブログです。

カメラの中に入っていたフィルムを現像した話

今日遂にコミックマーケットC98も開催中止になってしまいましたね。

こんなんですから今年は花見も行けそうにありません。

 

去年の終わり頃から春に京都小旅行でもしようと計画をしていたもののそれもボツに。

仕方ないですけど腑に落ちないな

 

随分前、こんなツイートがありましたね。

 結局家族に届いたんでしたっけ。

SNSのちカラってすげぇと思いましたよね。

 

さて、3ヶ月くらい前の話になるのかな。

某リサイクルショップでリコーフレックスVIを購入したらフィルムが入っておりまして。

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それも随分と古そうなネオパンSS。時代を感じますね。

ネオパンSS自体は戦後すぐの頃からつい10年ほど前まで販売されてましたからこれだけじゃ年代は特定できないですね。

これが仮にフジカラーFIIとかだったら1970年代後半とか時代も特定できるのですが。

 

この前自家現像ができる準備が整い、方法も一通り覚えたのでやってみることに。

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一応期限切れフィルムの現像について予習した所、現像時間プラス五分ほどがいいそうで。

というわけで本来はネオパンSSだとミクロファインで10分のところ15分で現像してみました。

 

像が出るよう願いながら現像タンクを振ってましたw

 

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おおーっ、良い感じに像がでてる。

 

どうやら元々二枚しか撮っていなかったようで後は昆布でした。

とりあえず二枚はムラなく写っているようで一安心。

 

以前からネットに中古カメラのフィルムを現像して載せるのは疑問視しておりましたが誰かの思い出の写真かと思うと感光して処分というのも気がひけるんですよね。

 

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どこかへハイキングに言った際の記念写真でしょうか。

奥には山が見えます。

 

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どこかの港でしょうか。

「猫苗代観光船」と書かれているように見えます。

 

調べてみますと、

ja.wikipedia.org

福島県会津地方にある街だそうで。

この港らしき風景は猪苗代湖の桟橋に旅行に行った際に撮られたものと思われます。

周囲に山もあるので山の写真もこの周辺なのかな。

 

カメラ自体1952年発売の機種なので50年代に撮影されたものだったり...?

 

それにしても写真フィルムってすごいですね。

60年以上昔の未現像フィルムが未だに現像できてこうして見ることができるなんて。

 

 所有者の方にこのネガを渡したいと思うものの難しいだろうな...

 

では。